SNSの腐海はなぜできたのか?ー理想郷から変容するSNSとの付き合い方

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ナウシカの世界から始めよう

― SNSの理想郷は、なぜ腐海に変わったのか?

2025年現在、SNSは殺伐とした空気をまとっています。
バズらせるテクニック、アルゴリズム攻略、インフルエンサー、マウント合戦…。
でも、知っているでしょうか?

かつてSNSには“もっと平和な時代”があったことを。

たとえばFacebook。
学生たちが実名でつながり、身近な友人との交流を楽しんでいた頃。
そこにフォロワー数も、リーチ率も、企業アカウントもありませんでした。
Instagramも、ただ日常の写真をフィルターで彩って共有するだけの世界。

「自分の世界を見てもらう」喜びが、そこにはありました。
SNSは、今よりもっと純粋ものでした。
ユーザー同士が、お互いに共鳴しあい、励まし合い、つながりを感じる場所。

でも今はどうでしょう?
ビジネスアカウントが力を持ち、
「売れるかどうか」「バズるかどうか」が価値を決め、
本音より戦略が支配するようになってしまいました。
あの理想郷のようなSNSは、どこへ行ってしまったのでしょうか?
なぜ、美しく、あたたかかったはずの空間は、
いつの間にか“毒に満ちた腐海”へと変わってしまった?

まるで、ジブリ映画『風の谷のナウシカ』の世界のように。
かつて人類が壊した自然を再生するために生まれたはずの腐海は、
人間にとって「脅威」となって立ちはだかる存在とりました。

SNSもまた、人間の“理想”から生まれました。
なのに今は、多くの人が“息苦しさ”を抱えている。
その変化のメカニズムを、これから一緒に見ていきましょう。

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この記事を書いた人

20歳で上京、42歳で会社を辞め、46歳で沖縄へ。
自由を愛する、写真家・写真講師です。

感性 × 論理 × 経験 を大切に、
自分らしい人生を楽しむことをテーマに活動しています。

主な実績:
・Instagramフォロワー2万人
・講座受講生のべ4,500人以上
・養成講座卒業生320人
・年商1,000万円超(個人事業)

写真と言葉を通じて、
世界を少しだけ面白くする旅を続けています。

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